【書評2】0秒思考
■この本を読もうと思った理由
・考えを素早く明確にできる。
・明確にした考えを主張や行動に移せる。
・深く考えることで、物事の本質を理解できる。
■ゼロ秒思考とは
「セロ秒思考」とは、瞬時に現状を把握し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時に取るべき行動を選択できる思考法です。このゼロ秒思考を鍛える方法が「メモ書き」です。これは著者がマッキンゼー時代に考案したもので以下の方法で行います。
■方法
「メモ書き」にはA4用紙を横書きで使用します。まずはタイトルを用紙の上部に記載し、その下にタイトルに関する考え(メモ)を書き起こします。
1タイトル1ページ。メモは4~6行で、各行20~30字。1ページを1分以内に仕上げます。
いざ実践しようとしても、「何についてメモ書きするの?」と悩まれる方は多いと思います。基本的にタイトルは「何でもあり」です。読書に関心があれば「どんな本を読むべきか?」「素早く読むためには?」などが挙げられます。
タイトルが決定したらメモ書きに移ります。1タイトルのメモの行数を「4~6行」としている理由は、多くを書き出すことで気づいていない考えを絞り出せるからです。また「各行20~30字」としているのは、具体的に書き出すと言語化するスキルが向上するためです。
最初はメモを書き出すのに時間がかかることが多いですが、継続していれば瞬時に言語化できるようになります。著者曰く、1日10タイトル、3か月も継続すれば「ゼロ秒思考」に到達するようです。
■読んでどうだった?
・思いつくことを書きあげると頭がすっきりする。
・考えの整理がつくことで改善点ややるべきことが明確になる。
・ワークを継続し0秒思考を習得したい。
※一部ですが以下の方々に効果的であると思いました。
・考えを瞬時に言語化したい方
・決断を後回しにしがちな方(時間を無駄にし余計な不安を抱えている方)
・自分の意に反した行動をとってしまう方
■次回アクション
・継続してワークに取り組む
・継続した結果のアウトプット